
昨今、タバコの値上がりや禁煙への取り組みで喫煙所の数が激減しています。
そんな中注目を集めているのが紙タバコに変わる電子タバコや水タバコと言われるもの。
電子タバコや水タバコに乗り換えている方が多い中、最近ニューヨークにある保健当局が「ベイプやシーシャなどの水タバコに含まれるビタミンEが肺にダメージを与える可能性があることが判明した」と発表しました。
水タバコの害

ニューヨークの保健当局は、米国肺疾患の原因を突き止めたところ、ベイプやシーシャのTHCカートリッジに含まれているビタミンE酢酸塩(別名ビタミンE油)のオイルが問題である可能性が高いと述べています。
ベイプやシーシャなどの水タバコを吸引することにより、非常に高いレベルの酢酸状態が確認されたとのことです。
また、ワシントンポストは他の州の患者が使用している大麻ベースのリキッド製品からビタミンEアセテートが検出されたと報告しました。
ビタミンEの摂取方法により効果が変わる

ビタミンEは多くの健康食および美容製品に見られる一般的なサプリメントであり、安全に食べたり、オイルの形で皮膚に塗布したりできます。
しかし、蒸気からビタミンEを摂取すると、ビタミンEアセテートが肺をコーティングしてリポイド肺炎を引き起こすなど健康上のリスクを引き起こす可能性があります。
また、ニコチンベースの蒸気を吸うジュースなども同様に、未公開の成分や香味料、増粘剤などが含まれているため、潜在的な刺激物を含む可能性があるとのことです。
まとめ
今回はベイプやシーシャなどの水タバコから摂取するビタミンEが肺に影響を与える理由について解説しました。
食事やサプリメントから摂取するビタミンEは問題ありませんが、上記から摂取することが問題のようです。
紙タバコをはじめ、電子タバコ、水タバコも出来るだけ吸わないようにしましょう。