アルコールは認知症のリスクを増大させない-JAMAが発表 ただし飲み過ぎは注意

アルコールは認知症のリスクを増大させない

高齢者になれば多くの方が発症すると言われている認知症

多くの研究者は、認知症の原因を探るため、ストレス因子、タバコ、アルコール、仕事など様々なことと掛け合わせて「認知症」を研究してきました。

その中でも今回発表された研究は「認知症とアルコールの関係」。

そして驚くべきことに、JAMA(米国医師会雑誌)が発表した最新の論文によれば、認知症の発症率とアルコールには、全く関係がないと示唆されました。

研究の内容はいかに?

アルコール飲料 研究の内容

研究には、平均年齢72歳の3,021人が参加しました。データは2000年から2008年までにとられました。

参加者は、摂取したアルコールの量、飲んだ頻度、飲んだ飲み物の種類(ビール、ワイン、または酒)と言った情報を提供しました。

また、アルコールの使用に関する遺伝データと詳細に加えて、研究では血圧、体重、身長、心臓病の歴史、喫煙状況に関する情報も照合しています。

各参加者がどの程度定期的に社会的相互作用に関与しているかを推定するための質問をしている点からも、この研究がいかに丁寧におこなわれていることがわかります。

アルコールは認知症と関係なかった

アルコールは認知症と関係なかった

この結果、3,021人の参加者のうち、473人が認知症になりました。

しかし、1週間に1杯以下の飲酒をした人と、全く飲酒をしていない人を比較しても、認知症のリスクは全く変わりませんでした。

つまり、少量の飲酒は認知症には影響しないという結果が得られたわけです。

大量飲酒・一気飲みはリスク増加か

大量飲酒、一気飲みはリスク増加か

しかし、今度は1週間に1杯未満しか飲まなかった人と比較して、週に14杯アルコール類を飲んだ人は、認知症リスクは72%増加しました。

また、同じ量のアルコール(例えば一週間に1リットル飲む人)でも、毎日の少量飲酒(200ml*5日)よりも、一気に大量飲酒(1リットル*1日)の方が認知症リスクが高まることもわかっています。

まとめ

今回はアルコールと認知症について解説しました。

今回の研究から、脳にいい飲酒の方法は二つです。

1.一週間に一度程度の飲酒に抑えること
2.仮に回数が多くても、一度に飲む量は少なくすること。多ければ多いほど脳にダメージを与える

皆さんもぜひ、気をつけてみてください。

原文: Alcohol Consumption and Risk of Dementia and Cognitive Decline Among Older Adults With or Without Mild Cognitive Impairment

>FitPiperのLINEを今すぐ友だち追加しよう。

FitPiperのLINEを今すぐ友だち追加しよう。

最新の栄養学やトレンド情報、お得なサプリ情報が届きます。

CTR IMG